一般社団法人 日本学校教育相談学会 公式webサイト

Eコース:子どもの人権意識を育てる教育相談

春日井 敏之(立命館大学大学院)

近年,国際社会,国内で、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包括)を基盤とした国,社会,企業,学校づくり等が提唱されてきました。その理念には,子どもと大人,障害者,ジェンダー,貧困,人種といった壁を超える「人権擁護」(advocacy)の視点があります。これは,子どもの権利条約にある「子どもの最善の利益」の実現とも重なります。

私たちは教育実践のなかで,どのくらい子どもの人権,教職員の人権について,意識しているのでしょうか。いじめ,ハラスメントなどは,なぜ起こるのでしょうか。私たちの人権感覚も問われています。また,人権条項を教えても,お互いが尊重され,つながって生きている実感が乏しいのでは身に付きません。自己肯定感,レジリエンス,意欲,協調性といった「感覚」は非認知能力であり,知識として教え込むものでもありません。

こうしたなかで,教育相談の果たす意味は,ますます重要になっています。
子どもや教職員の人権感覚をお互いに育て合っていく教育相談,教育実践について一緒に考えていきましょう。

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