今回は3月に公益社団法人学校教育開発研究所(AISES)が主催した国際シンポジウムの内容を,3人の先生方にレポートしていただきます。
このシンポジウムはこれからの生徒指導・教育相談を,学校レベルだけでなく,行政レベルでもどのように実践していくのかという視点で3日間の内容が構成されていました。
現在世界ですぐれた生徒指導・教育相談のシステムを持っている国は,アメリカ,シンガポール,イギリス,香港,台湾ですが,教員を中心とした実践を指向しているという意味で,日本がモデルにできる国は香港です。
その香港の生徒指導・教育相談・特別支援は2000年に香港返還を機に転換していくわけですが,その大転換の中心人物が,1月に本研修会で自死予防について講演してくださった,ブライアン・リー先生です。
今回のシンポジウムでは,その20数年の歩みをしっかりと伺うことができました。
そのほかにも登壇して下さった方々は,過去20年,香港の教育システムの構築に尽力されてきた方々ばかりです。
広島大学に1年間客員教授として在籍していた,レイモンド・チャン先生も登壇してくださっています!
シンポジウムで香港の先生方がお話しくださったことをもとに,日本でどのような議論ができたのか!?
今回発表してくださる3名の先生方には,研修会当日のディスカッションの様子なども含めてシンポジウムで得た学びをみなさんにお伝えいただきます。
ぜひお誘い合わせの上,ご参加ください!
研修会日程
日時:2022年5月21日(土)13:30〜17:30 ハイブリッド(対面・オンライン)開催
対面会場:広島グリーンアリーナミーティングルーム
※オンラインで参加の方は,Googleフォームの申し込み時にオンラインを選択してください。前日にはZoomのご招待をお送りいたします。
テーマ「香港における包括的生徒指導の実際と日本のこれから」
※15時ごろより30分程度,2022年度総会を併せて開催いたします
申し込み方法
申し込みは5月18日(水)までに下記のGoogle formからお願いいたします。
https://forms.gle/oe9PkHFJbn4jEjdc8