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日本学校教育相談学会 会長 挨拶

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日本学校教育相談学会は、「学校教育相談の実践を通して、研究・研修等を行い、会員相互の資質の向上と、学校教育相談の普及・充実を図る」ことを目的として平成元年に設立された団体です。

私たちの学会にはいくつかの特徴があります。

まず第一に、「実践」と「研究」の双方を重視する学会であることです。

会員は「実践者」「実践経験のある研究者」「実践指向の研究者」で構成されており、実践の中に問題を捉え、実践に資する研究を指向しています。

日本学術会議に登録される研究団体でもあり、その成果は学会誌にまとめられ、学校教育相談の最前線を広く発信しています。

第二に,「実践」と「研究」をつなぐ活動として「研修」を重視する学会でもあります。
会員の多くは「実践者」です。
その実践をより質の高いものとするために、37支部毎の研修会、7つのブロック毎の研修会、学校カウンセラー対象研修会、年2回の全国規模での研修会が用意され、研鑽に励んでいます。

またこれらの研修会のほとんどは非会員にも開放され、教育相談の普及の場ともなっています。

第三に、本学会の考える教育相談とは、問題状況にある一部の児童生徒のみを対象とするのではなく、「すべての児童生徒」を対象にしたものであり、問題が生じたのちに対処的に取り組むだけの「問題解決的」活動ではなく、事前の「予防的」な活動や「開発的」な活動を含む教育相談であることです。

「全学校的・包括的教育相談」を指向するということです。
いじめを例にすれば、いじめ被害者に対する心理的ケアは重要ですが、いじめに対してNoという力やSOSを出す力が必要な場合もあるでしょう。

一方,加害者が高いストレス状態にあることやスキル不足であることが指摘されています。
これは彼らが加害者にならないようするには、事前のケアや教育が重要になることを意味しています。

さらにはいじめを許容しない学級集団作りや、共感性や対立解消スキルなどの救済者に必要な力を日頃から育てること、さらにはこうしたいじめ対策を学校ぐるみで展開するための取組も必要です。

これらすべてが、私たちの考える教育相談の守備範囲に入ります。
このような教育相談を「個人」と「集団」と「組織」の観点から追求するのが本学会です。

学校教育は、健康で安定的なパーソナリティの形成を促進するとともに、平和で民主的な社会の形成に寄与する社会的資質を涵養することが求められます。

本学会は、この目的の達成のために、学校教育相談のさらなる発展を目指すとともに、スクールカウンセリング推進協議会の構成団体の一員として、また関連する日本ピア・サポート学会や特別支援教育士資格認定協会等の諸団体との緊密な連携を図りながら、活動をしています。

「志」を同じくする者同士が集い、つながり、学び、高めあっていきませんか。

日本学校教育相談学会 会長 栗原慎二

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